ブラジル旅行を考え始めた時、やはり気になるのが「全部でいくらくらいかかるの?」ということではないでしょうか。
ブラジルは日本から遠いため、旅行費用の中でも特に大きくなりやすいのが航空券です。
さらに、ホテル、食事、ブラジル国内での移動、観光、海外旅行保険、通信費などを合わせると、それなりの予算を考えておく必要があります。
ただし、ブラジル旅行の費用は、
- 旅行する時期
- 航空券の経由地
- 何日滞在するか
- どの都市へ行くか
- ホテルのグレード
- 国内線を何回使うか
- どんな食事を楽しむか
によってかなり変わります。
この記事では、航空券やホテル、ブラジル現地の価格を参考に、1週間・10日間のブラジル旅行ではどのくらい予算を見ておけばよいのかを分かりやすく紹介します。
航空券やホテル代、為替レートなどは旅行時期によって変わるため、記事内の金額は旅行予算を立てるための目安として参考にしてください。

旅行準備全体を確認したい方は、初めてのブラジル旅行で準備すること|出発前から現地到着までの基本ガイドもあわせて参考にしてください。
ブラジル旅行の費用はいくらくらい?
日本からブラジルへ旅行する場合、一般的な個人旅行なら、ひとまず次のくらいを大きな目安として考えておくとよいと思います。
| 旅行日数 | 1人あたりの予算目安 | イメージ |
|---|---|---|
| 1週間程度 | 約35万~55万円 | 1都市中心~2都市程度 |
| 10日程度 | 約40万~65万円 | 2~3都市を組み合わせる旅行 |
| 2週間程度 | 約50万円~ | 複数都市・遠方への国内移動も含めやすい |
もちろん、これはあくまで目安です。
航空券を安く取れたり、2人でホテルの1室を利用したりすれば費用を抑えられます。
反対に、カーニバルや年末年始などの旅行者が増えやすい時期、高級ホテル、国内線を何度も利用する周遊旅行などでは、これよりかなり高くなることもあります。
📍 ブラジル旅行は航空券で総額がかなり変わる
日本からブラジルまでの航空券は旅行費用の中でも大きな割合を占めます。まず航空券の相場を確認してから、ホテルや現地費用を足していくと予算を立てやすくなります。
ブラジル旅行1週間の費用目安
まずは、日本出発から帰国まで約7日間の旅行を考えてみましょう。
1週間の場合、日本とブラジルの往復だけでも時間がかかるため、1都市を中心にするか、多くても2か所程度に絞る旅程が組みやすくなります。
| 項目 | 1人分の目安 |
|---|---|
| 日本~ブラジル往復航空券 | 約23万~35万円前後 |
| ホテル6泊 | 約6万~10万円前後 |
| 食費 | 約3万~5万円 |
| 現地交通・観光 | 約2万~5万円程度 |
| 保険・通信・その他 | 数千円~2万円程度 |
全部合わせると、35万~55万円くらいを一つの目安にすると考えやすいです。
ただし、2人旅行でホテル代を分ける場合は、1人あたりの宿泊費をもう少し抑えられます。

7日間でどのくらい観光できるかについては、ブラジル旅行は何日必要?7日・10日・2週間で回れる場所と日程の組み方で詳しく紹介しています。
ブラジル旅行10日間の費用目安
10日ほどあれば、リオデジャネイロ+イグアス、リオ+サンパウロなど、複数の場所を組み合わせやすくなります。
一方で、都市を増やすと国内線やホテルの変更も増えるので、その分費用も上がりやすくなります。
| 項目 | 1人分の目安 |
|---|---|
| 日本~ブラジル往復航空券 | 約23万~35万円前後 |
| ホテル9泊 | 約9万~15万円前後 |
| 食費 | 約4万~7万円 |
| 国内移動・観光 | 約3万~10万円程度 |
| 保険・通信・その他 | 数千円~2万円程度 |
10日間なら、一般的な旅行で40万~65万円前後を目安に考えておくとよいでしょう。
国内線を何回も使ったり、ホテルのグレードを上げたり、現地ツアーを多く利用したりすれば、70万円以上になることもあります。
スポンサーリンクブラジル旅行で一番大きいのは航空券代
日本からブラジルへの旅行費用で、まず大きいのが国際線の航空券です。
東京~サンパウロの往復航空券は、時期によって20万円台前半から見つかることもありますが、30万円台以上になる便も珍しくありません。
そのため、旅行予算を立てる時には、まず往復25万~35万円程度を一つの基準にし、実際の旅行日で検索してみるとよいでしょう。
航空券は、
- 出発時期
- 予約時期
- 経由地
- 乗り継ぎ回数
- 航空会社
- 預け荷物の条件
などによって料金が変わります。
航空券を安くするために乗り継ぎ時間が極端に長い便を選ぶと、現地で使える時間が減ってしまうこともあります。

航空券の探し方については、日本からブラジルへ行くには?航空券の探し方・経由地・所要時間を解説で詳しくまとめています。
\ まず航空券の相場を確認 /
ブラジル旅行は航空券で総予算が大きく変わります。日付を少し前後させながら、料金・経由地・総所要時間をまとめて比べてみると予算を立てやすくなります。
ブラジルのホテル代はいくらくらい?
ホテル代は、都市や宿泊するエリア、旅行する時期によってかなり差があります。
サンパウロやリオデジャネイロなどの大都市では、一般的なホテルを選ぶ場合、1室1泊あたり次のくらいをひとつの目安にしておくとよいでしょう。
| ホテル | 1室1泊の目安 |
|---|---|
| 3つ星程度 | 約300~450レアル前後 |
| 4つ星程度 | 約500~700レアル前後 |
日本円では為替によって変わりますが、3つ星ホテルなら1万円前後~、4つ星ホテルなら1万5,000~2万円前後をひとつの目安として考えておくと、旅行予算を立てやすいと思います。
💡 実際に泊まって感じたサンパウロのホテル代
以前サンパウロで宿泊したホテルは、豪華な部屋ではなく、清潔で一般的な広さの客室でしたが、朝食付きで1泊500レアルほどしました。
一方、マットグロッソ・ド・スル州の町で泊まったホテルは、こちらも普通にきれいな部屋で朝食付きでしたが、1泊180レアルほどでした。
もちろん、宿泊するエリアや時期、ホテルの設備によって料金は変わりますが、実際に泊まってみても、サンパウロは地方都市に比べてホテル代が高めだと感じます。
サンパウロは、便利なエリアほど宿泊費が高くなりやすい印象があります。ホテルを探す時は、料金だけでなく立地とのバランスも見ておくとよいと思います。
ただし、ビーチ沿いや観光地に近いホテル、週末・連休・イベント開催時などは料金が大きく上がることがあります。
反対に、少し中心部から離れたり、早めに予約したりすると、比較的手頃なホテルが見つかることもあります。

また、2人で同じ部屋を利用すれば、1人あたりのホテル代はかなり抑えられます。
💡 ホテル代は予約時の料金を確認
ブラジルのホテル料金は時期や空室状況によって変わるため、予算を立てる時は目安として考え、実際に旅行する日程で最新の宿泊料金を確認してみてください。
ホテルは安さだけで選ばない
ブラジルでは、ホテルの立地も大切です。
宿泊料金が少し安くても、毎回観光地まで長く移動する場所では、交通費や移動時間が増えてしまいます。
特に初めてのブラジル旅行なら、
- 観光しやすい場所か
- 周辺の環境
- 空港からの移動
- 夜に戻りやすいか
なども見ながら選ぶのがおすすめです。
\ 予算とエリアをまとめて比較 /
ホテルは料金だけでなく、観光地へのアクセスや空港からの移動も大切です。複数のホテルを比べながら、予算と立地のバランスがよい場所を探してみてください。
ブラジル旅行の食費はいくらくらい?
ブラジルで暮らしていると感じるのですが、食費は「どこで何を食べるか」でかなり変わります。
高級レストランや観光地の有名店へ毎日行くのと、ブラジルの人が普段利用するレストランやパダリアで食べるのでは、予算がかなり違います。
普通のレストランなら1食1,000円台から
一般的な手頃なレストランでは、1食40~50レアル前後をひとつの目安にするとよいでしょう。
為替によって変わりますが、日本円では1,000円台から食べられる店もあります。
もちろん、観光地や店によってはもっと高くなります。
ブラジルではお昼をしっかり食べる方法もある
ブラジルでは、お昼にしっかり食事をする人が多く、街中には日常的に利用できるレストランもたくさんあります。
例えば、
- プラット・フェイト(定食のような一皿料理)
- セルフサービス
- ポル・キロ(重さで料金が決まるビュッフェ)
- パダリアの軽食
- ランショネッチ
などを利用すれば、毎食高級レストランへ行かなくてもブラジルらしい食事を楽しめます。
シュラスコなどを入れる日は少し多めに
一方、旅行中には本格的なシュラスカリアへ行ったり、有名なレストランで食事をしたりしたい人も多いと思います。
そのような日は通常の食事より予算を多めに見ておき、普段の朝食や昼食はパダリアや地元のレストランを利用するなど、メリハリをつけるとよいでしょう。
💡 食費を抑える=ブラジル料理を楽しめない、ではありません
現地の人が普段利用しているセルフサービスやパダリア、ランショネッチもブラジルの食文化の一つです。有名店だけでなく、普段の食事を体験してみるのも旅行の楽しみになります。
ブラジル国内の移動費はいくら?
ブラジル旅行で複数都市を回る場合は、国内移動費も忘れずに考えておきましょう。
国内線は旅程によって大きく変わる
ブラジル国内線は、近距離路線なら200レアル台から見つかることもありますが、路線や予約時期によっては600レアル以上になることもあります。
日本円では数千円台から2万円以上まで幅があり、路線や予約時期によってかなり差があります。
国内線の料金は予約時期や旅行日によって大きく変わるため、あくまで旅行予算を考えるための目安としておきましょう。
また、同じサンパウロ発でも、行き先によって航空券の見つかりやすさや価格はかなり違います。
例えば、サンパウロからブラジリア方面は比較的安い航空券が見つかることがありますが、マットグロッソ・ド・スル州方面は、安い便がなかなか見つからないこともあります。
そのため、「ブラジル国内線はだいたいこのくらい」と一律に考えるより、実際に移動する区間ごとに料金を確認するのがおすすめです。
周遊する都市を増やせば、その分だけ国内線代も増えます。

「旅行日数が10日あるから3都市行こう」と考える時は、日数だけでなく航空券代も一緒に確認するのがおすすめです。
💡 長距離移動はバス代だけでなく、時間と食費も比較
サンパウロから遠い都市へ移動する時は、長距離バスと飛行機の料金を一度比べてみるのがおすすめです。
知人がサンパウロからマセイオー (Maceió)まで長距離バスで移動したことがあるのですが、到着まで約2日かかったそうです。あとで飛行機代を調べてみると、バス代とそれほど大きな差がなく、「それなら飛行機にすればよかった」と話していました。
長距離バスは、車窓からブラジルをゆっくり見たい人や、バス旅そのものが好きな人には楽しめると思います。ただ、距離によってはかなり時間がかかります。
また、途中の休憩所で食事や飲み物を買うと意外と高く、長時間の移動ではその分の食費もかかります。
バス代だけで判断せず、移動時間・疲れ・途中の食費まで含めて比べると、航空券との差がそれほど大きくない場合は、飛行機の方が楽で結果的に納得しやすいこともありますよ。
Uberなどの市内移動も予算に入れておく
ブラジルでは、都市によってUberなどの配車サービスを利用する場面もあると思います。
料金は距離や時間帯、需要によって変わるため、一律に「1回○円」と考えるのは難しいです。
空港からホテル、ホテルから観光地など、旅行中に何回か利用することを考えて、現地交通費として余裕を持たせておくと安心です。
観光・現地ツアーの費用も忘れずに
リオデジャネイロのキリスト像やポン・ヂ・アスーカル、イグアスの滝など、ブラジルには有料の観光地があります。
さらに、
- 市内観光ツアー
- 空港送迎
- イグアス観光
- アマゾンツアー
- プライベートガイド
などを利用する場合は、別途予算が必要です。
観光費は旅行スタイルによって差が大きいため、旅行全体で2万~5万円程度をまず確保し、参加したいツアーが多い場合はさらに追加して考えるとよいでしょう。
\ ブラジルの観光ツアーをチェック /
人気観光地を効率よく回りたい方は、現地ツアーも選択肢のひとつ。
KKdayで観光ツアーやガイド付きプランを探してみてください。
海外旅行保険・eSIMなどの費用
航空券やホテルに比べれば小さな金額ですが、旅行前には次のような費用もあります。
- 海外旅行保険
- eSIM・海外Wi-Fi
- 空港までの日本国内交通費
- 旅行用品
- お土産代
海外旅行保険は補償内容や旅行日数によって料金が変わります。
クレジットカードに保険が付いている場合でも、利用条件や補償額を確認しておきましょう。

また、ブラジル到着後に地図や配車サービスを使う予定なら、eSIMなどの通信費も旅行予算に入れておくと安心です。
\ 到着したらすぐスマホを使えるように /
地図やUberなどの配車サービスを使う予定なら、日本にいるうちに通信方法を準備しておくと安心です。対応機種・利用日数・データ容量を確認して、自分の旅行に合うプランを選んでみてください。
ブラジル旅行の費用を抑える5つのコツ
せっかくのブラジル旅行なので、何でも我慢するのではなく、旅行の満足度を落とさずに節約できるところを探すのがおすすめです。
① 航空券は日付を前後させて検索する
ブラジル旅行では航空券が一番大きな出費になりやすいので、ここで数万円変われば旅行全体の予算も大きく変わります。
日程を動かせる場合は、前後数日を含めて料金を確認してみましょう。
② ホテルは2人1室なら1人あたりを抑えやすい
ホテル料金は基本的に1室単位で表示されることが多いため、2人旅行なら1人あたりの宿泊費を抑えやすくなります。
③ 都市を増やしすぎない
周遊都市を一つ増やすと、国内線、空港への交通、場合によっては荷物代なども増えます。
旅行日数と都市数のバランスについては、ブラジル旅行は何日必要?7日・10日・2週間で回れる場所と日程の組み方も参考にしてください。
④ 普段の食事と特別な食事を分ける
毎食高級レストランへ行くのではなく、昼はセルフサービス、夜は行ってみたかったシュラスカリアなど、メリハリをつけると食費を調整しやすくなります。
⑤ 予算を少し多めに用意する
海外旅行では、為替の変動や予定外の移動などで出費が増えることもあります。
計算した金額ぴったりではなく、少し余裕を持って予算を考えておくと安心です。
スポンサーリンクブラジル旅行の予算はいつから考える?
旅行費用を考えるのは、航空券を予約したあとではなく、旅行計画のかなり早い段階がおすすめです。
「予算は40万円くらい」と分かっていれば、航空券に使える金額や、何泊できるか、何都市回れるかも判断しやすくなります。
旅行準備をいつ始めればよいかについては、ブラジル旅行は何か月前から準備する?航空券・ホテル予約の時期と出発までの流れで時系列にまとめています。
ブラジル旅行の費用は最新料金で確認しよう
この記事で紹介している費用は、航空券やホテル、ブラジル現地の価格などを参考にした旅行予算の目安です。
航空券やホテルは旅行日によって大きく変わり、ブラジルレアルと日本円の為替によっても日本円での負担額が変わります。
⚠️ 旅行前には実際の日付で料金を確認してください
航空券、ホテル、国内線、現地ツアー、飲食店の料金、為替などは変動します。この記事の金額は旅行予算を考えるための目安とし、予約前には航空会社、ホテル、各予約サービスなどで最新料金と条件を確認してください。
まとめ:ブラジル旅行は1週間35万~55万円、10日なら40万~65万円を一つの目安に
日本からブラジルへの旅行では、航空券が大きな出費になるため、近距離の海外旅行より予算は多めに考えておきたいところです。
- 1週間なら約35万~55万円が一つの目安
- 10日なら約40万~65万円が一つの目安
- 航空券は往復25万~35万円程度から考えておく
- 3つ星ホテルは1室1泊1万円台前半が一つの参考
- 普通のレストランなら1食1,000円台から探せる
- 周遊都市を増やすと国内線代も増える
- 現地ツアー、保険、通信費も予算に入れておく
ブラジル旅行では、安さだけを追いかけるより、お金をかけたいところと抑えられるところを分けるのがおすすめです。
航空券は無理のない乗り継ぎを選び、ホテルは立地を重視しながら比較する。
そして食事では、シュラスコなど楽しみにしていた料理にはしっかり予算を使いつつ、普段のブラジルらしい食堂やパダリアも楽しむ。
そんな使い方をすると、費用を抑えながらブラジルの食や暮らしも感じられる旅行になると思います。
旅行準備全体については、初めてのブラジル旅行で準備すること|出発前から現地到着までの基本ガイドもあわせて確認してみてください。

次に入国手続きを確認する方は、ブラジル旅行にビザは必要?日本人のパスポート・入国条件・必要書類を確認で詳しく紹介します。












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