ブラジルで暮らしていて、日本との違いを感じることはいろいろありますが、その中でも分かりやすいもののひとつが「時間の感覚」です。
日本では、待ち合わせの時間より少し早めに着くのが普通だったり、遅れる時にはすぐ連絡を入れたりしますよね。
でもブラジルで暮らしていると、特に友人同士の約束や集まりでは、時間が少しゆったり流れているように感じることがあります。
もちろん、ブラジル人みんなが時間に遅れるというわけではありませんし、仕事や学校、病院、飛行機や長距離バスなど、時間を守る場面もたくさんあります。
ただ、私の見た範囲では、日本の「5分前行動」とは少し違う感覚があるなあと感じています。^^
スポンサーリンクブラジルでは時間が少しゆるやかに感じることがある
ブラジルで暮らしていて、最初に少し戸惑ったのは、待ち合わせや集まりの時間です。
日本だと「3時に集合」と言われたら、3時にはその場所にいるように行動する人が多いと思います。
でもブラジルでは、特に家族や友人同士の集まりの場合、「3時」と言っても、少し遅れて人が集まり始めることがあります。
私の住んでいる地域では、誕生日会や教会の集まり、ちょっとした食事会などでも、時間ぴったりに全員がそろうというより、少しずつ人が来る感じのことがあります。
最初は「もう始まる時間なのに、まだ人が少ないけど大丈夫なのかな?」と思ったこともありました。
でも、周りの人はあまり焦っていないんですよね。^^;
日本との違いに最初は戸惑った
日本で育った感覚だと、約束の時間に遅れることは、相手に迷惑をかけることだと考えますよね。
もちろんブラジルでも、遅れていいという意味ではありません。
ただ、日本ほど「数分の遅れ」に対してピリッとした空気にならない場面があるように感じます。
最初の頃は、私だけ早く着きすぎてしまい、しばらく一人で待つこともありました。
「あれ?時間を間違えたかな?」と思っていると、少しずつ人が来て、何事もなかったように普通に始まるんですね。
日本人の私からすると、そのゆったりした感じに戸惑うこともありましたが、慣れてくると「ああ、こういう流れなんだな」と思えるようになってきました。
スポンサーリンクブラジル人が時間にルーズというより、時間の受け止め方が違う
「ブラジル人は時間にルーズ」と一言で言ってしまうと、少し違う気がします。
私が感じるのは、時間そのものに対する受け止め方が、日本とは少し違うということです。
日本では、時間はきっちり守るものという意識がかなり強いと思います。
電車も時間どおりに来ますし、お店や会社、学校などでも、時間管理がとても細かいですよね。
一方でブラジルでは、場面によって時間の感覚に幅があるように感じます。
友人との集まりや家庭的な場面では、時間よりも「集まること」「一緒に過ごすこと」の方が大事にされているように見えることがあります。
時間に遅れてきても、悪気があるというより、その人なりの生活の流れの中で来ているのかもしれません。
サンパウロなどの都会と田舎でも少し違う
ブラジルといっても国が広いので、時間の感覚も地域や町の大きさによって少し違うように感じます。
私は以前、サンパウロなどの都市部にも住んでいたことがありますが、今住んでいるマットグロッソ・ド・スル州の小さな町とは、やはり生活のリズムが少し違います。
サンパウロのような都会では、人の移動も多く、仕事や学校、交通機関の時間に合わせて動く場面が多いので、全体的に少し時間にきっちりしている印象がありました。
特にバスの時間については、私が利用していた範囲では、MS州の田舎町よりもサンパウロの方が比較的正確だったように感じます。
もちろん、サンパウロでも渋滞や交通事情で予定どおりにいかないことはあります。
それでも、都市部では「時間に合わせて動く」ことが生活の中でより必要になるのかなと思いました。
一方で、田舎町では人との距離が近く、知り合い同士の用事や集まりも多いので、時間が少しゆったり流れているように感じる場面があります。
同じブラジルでも、都会と田舎では暮らしのテンポが違い、それが時間の感じ方にも出ているのかもしれません。
スポンサーリンク待ち合わせで学んだ小さなコツ
ブラジルで暮らしていて、待ち合わせの時に少し気をつけるようになったことがあります。
それは、約束の内容によって、時間の厳しさを自分の中で分けることです。
たとえば、病院の予約、バスの時間、役所の手続き、仕事関係の用事などは、やっぱり早めに行くようにしています。
これはブラジルでも遅れない方がいい場面です。
でも、友人の家に行く、ちょっとした集まりに参加する、家族のイベントに呼ばれるというような時は、周りの様子を見ながら少し柔らかく考えるようになりました。
もちろん、相手や家庭によって違うので、最初は確認するのが一番です。
「何時ごろ行けばいい?」と聞いて、相手の雰囲気を見ながら合わせるようにしています。^^;
時間におおらかな文化の中にある良さ
日本の時間を守る文化は、本当にすごいと思います。
約束どおりに物事が進む安心感がありますし、相手を待たせないという思いやりもあります。
でも、ブラジルの時間に少しおおらかな雰囲気にも、また別の良さがあると思います。
少しくらい遅れても、そこから普通に笑顔で会話が始まったり、予定がきっちり決まっていなくても、その場の流れで楽しい時間になったりします。
最初は戸惑っていた私も、だんだん「全部を日本と同じ感覚で考えなくてもいいのかもしれない」と思うようになりました。
もちろん、時間を守ることは大切です。
でも、少し予定がずれても焦りすぎないことも、ブラジルで暮らす中で覚えたことのひとつです。
スポンサーリンクブラジル旅行や移住で気をつけたいこと
ブラジルに旅行や移住で来る方は、時間の感覚の違いに少し驚くことがあるかもしれません。
ただし、「ブラジルだから全部遅れても大丈夫」と考えるのは危険です。
飛行機、長距離バス、ツアー、病院、仕事関係の予定などは、きちんと時間を確認して早めに行動した方が安心です。
一方で、友人との集まりや家庭的な場面では、日本ほど時間ぴったりに始まらないこともあるかもしれません。
そんな時は、相手の様子を見ながら、少しだけ気持ちに余裕を持っておくと過ごしやすいと思います。
スポンサーリンクまとめ
ブラジルで暮らしていると、待ち合わせや集まりの時間で、日本との違いを感じることがあります。
日本のように時間ぴったりに動く場面ばかりではなく、特に友人同士や家庭的な集まりでは、少しゆったりした時間の流れを感じることがあります。
最初は戸惑うこともありましたが、だんだんと「時間の感覚が違うだけなんだな」と思えるようになりました。
もちろん、ブラジルでも時間を守るべき場面はたくさんあります。
また、サンパウロのような都会と、MS州の田舎町では、時間の流れ方や交通機関の正確さにも違いを感じることがあります。
でも、人との集まりの中では、時間そのものよりも、一緒に過ごすことや、その場の会話を大切にしているように感じることもあります。
日本のきっちりした時間感覚と、ブラジルの少しおおらかな時間感覚。

どちらが良い悪いではなく、それぞれの文化の違いとして見てみると、ブラジルの暮らしが少し分かりやすくなると思います。^^







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