ブラジルで暮らしていると、スーパーのお肉コーナーやシュラスコの場面でよく見かける食材があります。
それが「リングイッサ」です。
リングイッサは、ブラジルでとても身近なソーセージのような食べ物です。日本でいうウインナーやソーセージに近い部分もありますが、実際に食べてみると、味も大きさも食べ方も少し違います。
ブラジルでは、週末のシュラスコや家族の集まり、普段の食事、フェイジョアーダの具材など、いろいろな場面でリングイッサが登場します。

今回は、ブラジルのソーセージ「リングイッサ」とはどんな食べ物なのか、味や食べ方、美味しい焼き方について、日本人目線で紹介したいと思います。
リングイッサとは?ブラジルで身近なソーセージ
リングイッサは、ポルトガル語で「linguiça」と書きます。
簡単に言うと、ブラジルでよく食べられている生ソーセージのような食べ物です。豚肉を使ったものが多いですが、鶏肉のリングイッサや、辛味のあるタイプ、燻製風のものなど、種類はいろいろあります。
日本のウインナーは、すでに加熱されていて、そのままでも食べられるものが多いですよね。
でも、ブラジルのリングイッサは生の状態で売られているものも多く、しっかり火を通して食べるのが基本です。
見た目は長くつながったソーセージのような形をしているものもあれば、くるくる巻かれた大きな輪のようなものもあります。スーパーでは量り売りされていたり、パック入りで売られていたりします。

ブラジルの食卓ではとても身近な存在で、「今日はシュラスコをするからリングイッサも買おう」という感じで、肉と一緒に自然に選ばれる食材です。
リングイッサの味は?肉のうま味と塩気がしっかり
リングイッサの味は、日本のソーセージよりも肉らしさが強く、塩気や香辛料の風味もしっかりしています。
ひと口食べると、肉のうま味がぎゅっと詰まっていて、少しワイルドな味だなと感じることがあります。種類によっては、にんにくや香辛料がきいていたり、少しピリッと辛かったりします。
ブラジルでは、リングイッサを炭火で焼くことが多いので、外側がこんがりして、中はジューシーになります。焼きたてを切ると肉汁が出てきて、香ばしい匂いが広がります。
日本のウインナーのように、朝食やお弁当に少し添えるというより、リングイッサはもっと主役に近い存在です。ご飯のおかずにもなりますし、パンにはさんで食べても美味しいです。
味がしっかりしているので、白いご飯やファロッファ、サラダ、ビナグレッチなど、シンプルな付け合わせとよく合います。
ブラジルで感じるリングイッサの身近さ
ブラジルで暮らしていると、リングイッサは本当にあちこちで見かけます。
スーパーのお肉売り場には、牛肉、鶏肉、豚肉と並んでリングイッサが置かれています。シュラスコ用の肉を買う時にも、リングイッサはよく一緒に買われます。
ブラジルのシュラスコというと、大きな牛肉を思い浮かべる方も多いかもしれません。でも実際には、牛肉だけでなく、鶏肉、リングイッサ、チーズ、パンなど、いろいろなものを焼くことがあります。
その中でもリングイッサは、焼きやすくて食べやすいので、子どもから大人まで人気があります。少し焼いて切り分ければ、みんなでつまめるのもいいところです。
また、リングイッサは普段の食事にも使われます。焼いてご飯と一緒に食べたり、炒め物にしたり、豆料理に入れたりすることもあります。

ブラジルの家庭料理は、豆、ご飯、肉、サラダという組み合わせが多いですが、そこにリングイッサが入ると、ぐっとブラジルらしい味になります。
日本のソーセージとの違い
リングイッサを日本のソーセージと比べると、まず違うのは「食べる場面」だと思います。
日本のウインナーやソーセージは、朝食、お弁当、ナポリタン、炒め物などに使うことが多いですよね。
小さめで食べやすく、どちらかというと脇役にもなれる食材です。
一方、ブラジルのリングイッサは、もっと肉料理に近い存在です。大きさもあり、味もしっかりしているので、ご飯のおかずとしても十分ですし、シュラスコでは主役のひとつになります。
また、日本のソーセージは加熱済みのものが多いですが、ブラジルのリングイッサは生の状態で売られているものが多いので、しっかり焼くことが大切です。
この違いを知らずに日本のウインナー感覚で扱うと、少し戸惑うかもしれません。リングイッサは、じっくり火を通して、外側を香ばしく焼いて食べるものだと思うと分かりやすいです。
味の面でも、日本のウインナーより肉の存在感があり、塩気も強めに感じることがあります。

だからこそ、ご飯やパン、野菜と合わせるとちょうどよくなります。
リングイッサの美味しい焼き方
リングイッサを一番ブラジルらしく食べるなら、やっぱり炭火で焼くのが美味しいです。
シュラスコのように炭でじっくり焼くと、外側がこんがり香ばしくなり、中はジューシーに仕上がります。焼いている時の香りも、いかにもブラジルの週末という感じがします。
でも、家で気軽に食べるなら、フライパンでも十分美味しく焼けます。
フライパンで焼く場合は、最初から強火で焼きすぎない方がいいです。中まで火が通る前に外側だけ焦げてしまうことがあるので、中火くらいでじっくり焼くのがおすすめです。
太めのリングイッサの場合は、少し水を入れてふたをし、蒸し焼きにしてから、最後にふたを外して焼き色をつけると食べやすいです。中まで火が通りやすく、外側も香ばしくなります。
焼いている途中で何度も穴を開けると、肉汁が出てしまいやすいので、できればそのままじっくり焼く方が美味しいと思います。ただし、商品や太さによって火の通り方が違うので、中までしっかり火が通っているかは確認してください。
オーブンやエアフライヤーを使う場合も、途中で向きを変えながら焼くと、全体に焼き色がつきやすいです。余分な脂が落ちるので、少し軽く食べたい時にもいいと思います。
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リングイッサの食べ方いろいろ
リングイッサは、そのまま焼いて食べるだけでも美味しいですが、いろいろな食べ方があります。
一番シンプルなのは、焼いたリングイッサを切って、ご飯と一緒に食べる方法です。ブラジルらしくするなら、フェイジョン、サラダ、ファロッファを添えると、かなり雰囲気が出ます。
パンにはさんで、ホットドッグのように食べるのも美味しいです。ブラジルでは、焼いたリングイッサをパンにはさんで食べることもあります。玉ねぎを炒めたものやビナグレッチをのせると、さっぱりして食べやすくなります。
小さく切って炒め物に使うこともできます。玉ねぎやピーマンと炒めるだけでも、しっかり味のあるおかずになります。
フェイジョアーダや豆料理に入れると、肉のうま味が出て、味に深みが出ます。ブラジルの豆料理には、こうしたソーセージや肉の加工品が入ることも多いです。
日本で作るなら、リングイッサを焼いて、ご飯、サラダ、目玉焼きなどと一緒にワンプレートにしても食べやすいと思います。

難しく考えなくても、焼くだけでブラジルらしい一品になります。
リングイッサと一緒に楽しみたいブラジルの味
リングイッサを食べる時に一緒にあると嬉しいのが、ファロッファです。
ファロッファは、キャッサバ粉を炒めたブラジルらしい付け合わせで、肉料理とよく合います。リングイッサの肉汁や塩気とファロッファの香ばしさが合わさると、いかにもブラジルの食卓という感じになります。
ビナグレッチもおすすめです。トマト、玉ねぎ、ピーマンなどを細かく切って、酢や油で和えたさっぱりした付け合わせで、シュラスコの肉料理によく合います。
リングイッサは味がしっかりしているので、こうしたさっぱりしたものや、香ばしい付け合わせと組み合わせると食べやすくなります。
飲み物なら、ブラジルではガラナやビールと一緒に楽しむ人も多いです。家族の食事なら、ジュースや炭酸飲料と合わせることもあります。
このブログでも、フェイジョアーダ、ファロッファ、ガラナ、コシーニャなど、ブラジルの食卓や軽食に出てくるものを少しずつ紹介していきたいと思っています。
まとめ
リングイッサは、ブラジルでとても身近なソーセージのような食べ物です。
豚肉や鶏肉を使ったものがあり、肉のうま味と塩気がしっかりしていて、シュラスコや普段の食事、豆料理など、いろいろな場面で食べられています。
日本のウインナーと似ているようで、実際にはもっと肉料理に近い存在です。生の状態で売られているものも多いので、食べる時は中までしっかり火を通すことが大切です。
美味しく食べるなら、炭火でじっくり焼くのが一番ブラジルらしいですが、フライパンやオーブンでも楽しめます。中火でじっくり焼き、最後にこんがり焼き色をつけると美味しく仕上がります。
ご飯、ファロッファ、ビナグレッチ、パンなどと合わせると、リングイッサの美味しさがより引き立ちます。
ブラジルの食文化を知ると、フェイジョアーダやシュラスコだけでなく、こうした身近な食材にも暮らしの味があるんだなと感じます。

リングイッサは、ブラジルの日常を感じられる食べ物のひとつだと思います。








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