ブラジルでよく見かける、家庭的なチョコレートケーキです。
ポルトガル語では、チョコレートケーキのことを「bolo de chocolate(ボーロ・デ・ショコラッチ)」と言います。
ブラジルでは、こういうシンプルなケーキを午後のコーヒーの時間や、子どものおやつ、ちょっと人が集まる時などに食べることが多いですね。
日本のケーキ屋さんにあるような繊細なケーキというより、家で焼いて、切り分けて、みんなで気軽に食べるようなチョコレートケーキです。
昔、いろいろな簡単ケーキを試していた時期があったのですが、なかなか「これはブログで紹介したい」と思えるものに出会えませんでした。

人から聞いたり、雑誌を見たり、自分で少しずつ分量を変えたりして、ようやく「これなら簡単でおいしいかも」と思えたのが、このチョコレートケーキです。
ブラジルの家庭で食べるような素朴なチョコレートケーキ
このケーキは、材料をきっちり細かく量らなくても、わりとおいしくできるところが気に入っています。
もちろん、お菓子作りなので分量は大事なのですが、ブラジルの家庭で作るケーキは、日本のレシピ本のようにきっちりグラムで量るというより、カップやスプーンでざっくり作ることも多いです。
生地はミキサーを使って混ぜるので、作り方もそれほど難しくありません。
ブラジルでよく使われる、平たい長方形の型で焼くと、厚すぎず、切り分けやすいケーキになります。
クリームをかけると少し特別な感じになりますが、何もかけずにそのまま食べてもおいしいです。
コーヒーと一緒に食べると、いかにもブラジルのおやつ時間という感じがします。
スポンサーリンク材料
22cm×32cmくらいの平たい型1台分の目安です。
ケーキ生地
- 小麦粉 2カップ
- ココア 1/2カップ
- 砂糖 1カップ
- ベーキングパウダー 大さじ1
- 卵 3個
- 牛乳 1カップ
- オイル 1/2カップ
- マーガリン 大さじ2〜3 ※なくてもいい。
ブラジルのレシピでは、ベーキングパウダーを日本の感覚より多めに入れることがあります。
日本で作る場合は、まず大さじ1くらいを目安にしてもよいと思います。
ココアは、無糖ココアを使うとチョコレートの風味が出ます。ブラジルでは「chocolate em pó(ショコラッチ・エン・ポー)」や「cacau em pó(カカウ・エン・ポー)」などが売られていますが、甘さや濃さが商品によって違うので、使うものに合わせて砂糖の量を少し調整してもいいですね。
1カップ=240ml
ブラジルで材料を買う時の名前
ブラジルで材料を探す時は、だいたい次のような名前で売られています。
- 小麦粉:farinha de trigo
- ココア:cacau em pó
- チョコレートパウダー:chocolate em pó
- 砂糖:açúcar
- ベーキングパウダー:fermento em pó químico
- 卵:ovos
- 牛乳:leite
- オイル:óleo
- マーガリン:margarina

ベーキングパウダーは「fermento」と書かれていることが多いですが、パン用のイーストとは違うので、「fermento em pó químico」を選ぶと安心です。
作り方
1. 粉類を混ぜる
ボウルに、小麦粉、ココア、ベーキングパウダーを入れます。
泡立て器で、粉類がまんべんなく混ざるように軽く混ぜておきます。
ここでココアやベーキングパウダーのかたまりがある場合は、できればつぶしておくと、生地がきれいに混ざりやすいです。
2. 液体の材料をミキサーで混ぜる
卵、砂糖、牛乳、オイル、マーガリンをミキサーに入れて混ぜます。
ブラジルで「liquidificador」と呼ばれる、ジュースを作るようなミキサーを使うと簡単ですが、使わずそのままボウルに入れて混ぜても大丈夫です。
ミキサーを使わない方法が一番洗い物がないので楽です(^^♪
マーガリンは入れても入れなくてもいいけど、入れる場合は、ミキサーを使わないなら、最後に泡だて器でマーガリンの粒が残らないようにきちんと混ぜて下さい。
3. 粉類と液体を合わせる
粉類の入ったボウルに、ミキサーで混ぜた液体を流し入れます。
泡立て器で、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
混ぜすぎると生地が重くなることがあるので、全体がなめらかになれば大丈夫です。

粉類と液体と分けずに全部をミキサーに入れて作るやり方が一番簡単ですし、その方法が好きな人もいますが、私は個人的には、分けて作るのが慣れているので、そのようにしています。
4. 型に入れる
型に油かマーガリンを薄く塗り、生地を流し入れます。
私は22cm×32cmくらいの平たい型で焼いたら、ちょうどよい厚さになりました。
焼き上がりの厚さは、だいたい4cmくらいだったと思います。
ブラジルでは、このくらいの長方形の型や真ん中に穴のあいた丸い型が一般的で、スーパーや雑貨屋さんなどでもよく見かけます。
5. オーブンで焼く
180度に予熱したオーブンで、約30分焼きます。
焼き時間はオーブンによって変わるので、30分前後を目安にしてください。
竹串を刺して、生の生地がついてこなければ焼き上がりです。
スポンサーリンクおいしく作るコツと失敗しやすいポイント
ベーキングパウダーの量は様子を見て
元のレシピでは、ベーキングパウダーを大さじ1〜2くらい入れていました。
ブラジルのケーキではこのくらい入れることもありますが、日本のベーキングパウダーを使う場合は、大さじ1くらいから試すとよいと思います。
入れすぎると、ふくらみすぎたり、少し苦みを感じることがあるかもしれません。

実は元のレシピは砂糖の量ももっと多かったんですが、日本人用に1カップにしています。
生地は混ぜすぎない
粉類と液体を合わせたあとは、全体が混ざれば大丈夫です。
しっかり混ぜなきゃと思って長く混ぜすぎると、焼き上がりが少し重くなることがあります。
粉っぽさがなくなったところで止めるくらいがちょうどいいです。
型の大きさで焼き時間が変わります
平たい型で焼くと、火の通りが早く、ブラジルの家庭で食べるような切り分けやすいケーキになります。
小さめの型で厚く焼く場合は、中心まで火が通るのにもう少し時間がかかることがあります。
表面だけ焦げそうな時は、アルミホイルを上にかぶせたりして様子を見ながら焼いてください。
日本で作る場合の代用品
日本で作る場合は、特別なブラジル食材がなくても作りやすいケーキです。
- マーガリンは、もちろん、バターでも代用できます。
- オイルは、サラダ油や米油など、香りの強すぎない油が使いやすいです。
- ココアは、無糖ココアを使うと甘さを調整しやすいです。
- 牛乳は、普段使っているもので大丈夫です。
ブラジルの「chocolate em pó」は、商品によって砂糖入りのものもありますが、それだととても甘くなるので、出来るだけ無糖か50%カカオのものを使うか、少し砂糖を減らしたらいいです。
日本の無糖ココアを使うと、ブラジルのチョコレートパウダーとは少し風味が違うかもしれませんが、チョコレート感のあるおいしいケーキになると思います。^^
スポンサーリンクチョコレートクリームをかけてもおいしいです
写真のケーキには、チョコレートクリームをかけています。
このクリームは、以前紹介したにんじんケーキの時のクリームと同じものです。
ブラジルのケーキでは、こういう少し甘いチョコレートの上がけをすることも多いですね。
クリームをかけると、見た目も少し華やかになりますし、しっとり甘いチョコレートケーキになります。
でも、クリームなしでも十分おいしいです。
何もかけずに切り分けて、コーヒーや牛乳と一緒に食べるのも、家庭のおやつらしくて好きです^^
作ってみて思ったこと
このケーキは、もともと「簡単でおいしいケーキを作りたい」と思って、いろいろ試していた中でできたものです。
たまたまうまくいったのかもしれませんが、チョコレートケーキにしてみたら思ったよりおいしくできて、「これはまるかじりで紹介できるかも」と思いました。
ブラジルの家庭のケーキは、きっちり完璧に作るというより、家にある材料でざっくり作って、みんなで食べるような気軽さがあります。
このケーキも、そんな雰囲気で作れるチョコレートケーキだと思います。
分量も、正直なところ昔はかなりざっくり量っていました。
マーガリンも「大さじ2くらいかな? 少し多かったかも?」という感じでしたし、ベーキングパウダーもブラジルの感覚で入れていました。
でも、多少おおらかに作ってもおいしくできるところが、このケーキのいいところかもしれませんね。

簡単に作れるブラジル風のチョコレートケーキ、よかったら午後のおやつに作ってみてくださいね。








コメント
はじめまして?だと思います。(=^・^=)
いつもメルマガでお世話になっています。
今回は思い切ってコメントしてみました。
本当にこんなサイトを待ってたんです!!!
ブラジルの普段の料理、お菓子のレシピが乗ったサイト。
本当に有り難うございます。
これからも楽しみに待っています。
tama(=^・^=)
tamaさん、はじめまして!
メルマガ購読もありがとうございます♪
なかなか最近、きちんとメルマガも配信できなくて申し訳ないです・・。
今後ともよろしくお願いいたします。^^